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リコーテクノロジーズ株式会社

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ペーパーハンドリング技術

カラー原稿搬送・読み取り技術

カラー読み取りのメカニズム

カラースキャナの殆どは、右図に示す様な3ラインCCDを使用している為、R・G・B各々の副走査方向の読取り位置が異なります(図1参照)。
シートスルーADF(自動原稿送り装置)にて、原稿を搬送しながら画像を読取る場合、ある原稿位置に対して、R光、G光、B光で読取られた各光情報は、時間差を持ちながらカラースキャナ側で画像処理(補正)されています。
従って、シートスルーADF側では、使用する原稿を規則正しく搬送する技術が重要となります。

  • *読取り部にて原稿送り速度が変動した場合、各々の光情報の位置ずれが生じ、正しい画像認識をせず例えば、色ずれ文字となります(図2参照)
    尚、その搬送技術の他に重要なファクターとして、R・G・Bdot位置ずれを検出する技術が重要となります。
図1
図2

使用原稿を規則正しく搬送し、読み取り位置ズレを最小限に抑制します。

入口/出口ローラの加圧力、原稿進入/排出角度を保ち最適な読取り搬送部ギャップを管理し、原稿を規則正しく搬送します。

原稿が規則正しく搬送する為に、読取ガイド板とコンタクトガラスのギャップを一定間隔に確保する読取ガイド板(ユニット)は、左右ブレが発生しない様に2本のピン・ガイド・スプリングによる上下アジャスト機構を内蔵しガイドユニットとして対応されています。
叉、その搬送経路はスムーズな搬送を得る為に、搬送経路上の段差を微細にし、搬送負荷の軽減化に努めています。

画像:使用原稿を規則正しく搬送し、読み取り位置ズレを最小限に抑制します。

印刷用紙整理技術

ステープル時の生産性を維持!

ステープルが終わり排出されると同時に、スタックされていた用紙と送られてくる用紙が、一緒にステープルエリアに移動し生産性維持を確保しています。

画像:ステープル時の生産性を維持!

プレスタック機構

ステープルモード時、2部目の1枚目のコピー用紙が搬送されて来るとプレスタック分岐爪ソレノイドがONし、コピー用紙をプレスタック搬送部に搬送させます。
次に、用紙がプレスタック搬送路に搬送し、プレスタック駆動ローラを通過後、駆動モータがOFFしコピー用紙を停止させます。
2枚目のコピー用紙が、メイン搬送路に送られて来ると、待機していた1枚目のコピー用紙と2枚目のコピー用紙の先端を合せるタイミングで、駆動モータがONし2枚を重ねてステープルトレイに送ります。
この動作によって、ステープル・排紙動作時に次の1枚目を待機させる時間を短縮させ、生産性を向上させています。

中綴じ機構

中綴じステープル動作として、ジョガー部で揃えられたコピー用紙は、中綴じステープルによって、中央2ヶ所をステープルされます。
その後、コピー用紙は排紙口方向に搬送され、中央のステープル部が折り板に引掛かり位置決めされ、その後折り板及び折りローラのニップに押込まれ排出されます。
排出されたコピー用紙は、折り部が開かない様に押え板により押さえ付けられます。
その動作を繰返す事によって、排出されたコピー用紙(中綴じ)が見栄え良く奇麗にスタックされます。

印刷用紙整理技術

印刷機で培ったペーパーハンドリング技術(高速用紙搬送技術)を周辺機器(給紙テーブル等)にも展開し、複写機、プリンタの低速から高速までのあらゆるスピードの紙送りを可能にしました。